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新車両

2025年、流山線に新車両がやってきました!元はJR東海道線で活躍していた2両編成の電車で、2両編成が4本です。まだデビューはしていません
長らく西武鉄道から譲渡された車両を使用してきた流山線ですが、次世代の車両はJRから導入することとなりました。「来年度(2026年度)以降のデビュー」と明らかになっています。出自こそ異なりますが、現在活躍中の愛称第三世代・5000形と共通事項が多くなっています。
車両について
1991年に製造され、JR東海で静岡県内を中心に運用された車両です。基本的に2両編成単独ではなく、2本を連結した4両編成で運用されることが多かったようです(211系同士の連結のみならず、他形式との連結もあり)。JR東海では2025年に引退しました。
JR東日本にも同様の211系は所属しており、こちらは現在も活躍しています。
流山線へやってきた4編成のうち、2本が日立製作所での製造、もう2本が近畿車輌での製造です。日立製・近畿車輌製の車両が流山線へやってくるのは初めてとなります。
←馬橋
流山→
 
Tc210-5057
Mc211-6009
 
Tc210-5056
Mc211-6008
 
Tc210-5054
Mc211-6006
 
Tc210-5054
Mc211-6005
車両更新サイクル
1979年登場の1201編成"流星"以降、流山線に導入される車両は20m級の大型電車に統一されています。大型電車としては今回の新車両が4代目ということになります。
 登場最終
増備
車両
製造年
第一
世代
1979年
1201編成"流星"
1987年
1301編成"あかぎ"
1957~1963年
第二
世代
1994年
2001編成"青空"
15年
 7年
1999年
3002編成"若葉"
1966~1970年
第三
世代
2010年
5001編成"流馬"
16年
11年
2013年
5005編成"なの花"
1982年
今回 2026年
デビュー予定
15年
12年
1991年
①:前世代の導入開始から〇年
②:前世代の最終増備から〇年
 
このように過去の例と比較してみると、このタイミングで第三世代・5000形を将来的に置き換える新車両がやってくるのはかなり順当なのではないかと考えられます。
これっていつぶり?
西武鉄道出身の電車を長らく使用し続けてきた流山線、JRからの車両導入はまさに晴天の霹靂。流山線にとってひさしぶり・はじめての事項が数多くあります。なお、以下は一部推定の内容も含まれています。
  • 西武鉄道を経ない車両
  •  →1960年入線クハ51ぶり

  • 国鉄・JRに所属履歴のある車両
  •  →1969年登場クハ53ぶり

  • 運転台がある箇所に貫通扉のある車両
  •  →1968年登場モハ1101ぶり

  • パンタグラフが1機のみの編成
  •  →2001年引退1301編成"あかぎ"ぶり

  • ステンレス製車体の車両
  •  →今回が初

  • 拡幅車体の車両
  •  →今回が初
5003編成「あかぎ」流山行
これまでの新車両入線時と同じく、馬橋駅構内の連絡線を使用しての譲渡となった。JR貨物のディーゼル機関車により1編成ずつ計4回甲種輸送が行われた。
4編成とも輸送時には車両の前面・側面に「りゅうのしん」のポスターが掲出された。ポスター掲出は輸送前の留置時に行われ、これにより公式の発表が出る前に流鉄への譲渡と判明している。
5003編成「あかぎ」流山行
流山線内の牽引は5000形が行っている。"あかぎ"、"若葉"、"なの花"がその任に就いた。
5003編成「あかぎ」流山行
JR貨物からの譲受は日中に行われ、その後連結状態で馬橋駅1番線へ半日近く留置。
流山への輸送は深夜に行われている。
5003編成「あかぎ」流山行
流山検車区で留置される新車両。
車内等改造される箇所はあるのか?形式名は?塗装は?40年以上の伝統がある愛称を継承するのか?これからの動きに注目。
5003編成「あかぎ」流山行
一度編成が流山へやってきたため、留置箇所の選定に苦労している模様。庫内には収まらず屋外にも留置されているため、運用中の5000形とも顔を合わせる。



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